さよなら2010年

今年は、13年ぶりに活動再開した小沢健二と、11月に他界した父のことが一番記憶に残る年だった。

小沢くんのツアーには行けなかったものの、Twitterで思いがけずたくさんの小沢仲間と知り合えて、オフ会に行ったり、もう何年も聴くことのなかった音楽を聴いたり、何かと小沢くんの話をすることが多い一年だった。

お花をいただいたこのまま何もなければ小沢くんがぶっちぎりで今年の個人的話題ナンバーワンだったけど・・・。

父は多発性骨髄腫を患っていた。病名が分かったのが2008年の5月頃。それから通院治療が始まり、ずっと闘病生活が続いてはいたけれど、6月にはまだ家庭菜園を作れるほど元気だったので、まさかこんなに早く逝ってしまうとは、家族はもとより本人も思っていなかった。



たしかに、夏の時点で余命数ヶ月だということを家族は宣告されていたし、本人もうすうす気がついていて「2月ごろかなあ(桜は見られないだろう)」なんて言っていたけど、その言葉通りなんとか年は越せるんじゃないかと期待していたので、最後の数日であっという間に進行してしまって本当に驚いた。

亡くなってしばらくは、まだ入院しているような気がして、父不在の実家にいても、この世にいないということが信じられないような、夢を見ているような感覚だった。でも四十九日法要が済み、仏壇がきて、お墓も買って・・・と時間が経つにつれ、ようやく実感できるようになってきた。

晩年の父が読んでいた本
父が晩年に読んでいた本。ドラッカーとかよく読んでいたらしい。

父が好きだった言葉「知足常楽」
父が好きだった言葉「知足常楽」。この掛け軸はずっと実家にあったけど、好きな言葉だったとは知らなかった。

生まれたときから居るのが当たり前だった人が、いなくなる日が来るんだなあ。残された母との時間もそう長くはないかもしれない。

父と息子と旅行に行けなかったのが唯一の心残りなので、母とは、母がまだ若くて元気なうちにいろいろなところへ行っておこう。

来年は、母にとってはもちろん私にとっても新しいスタートになる年だろう。どうか良い年になりますように!

東京スカイツリーと東京タワー

反対側に来たら光バッチリだった息子の「トウブ電車(東武線)に乗って、トーキョースカイツリー見に行く!」というリクエストにより、東京スカイツリーを見て来ました。

右の写真は、業平橋側から撮ったもの。押上駅から業平橋へ歩いて行ったのですが、押上駅側はちょうど日陰だったので、スカイツリーにカメラを向けると逆光になって写真を撮るにはイマイチでしたが、業平橋へ来たら光がバッチリきてました。

テレビでは何度も見ていたスカイツリーを初めて間近で見た息子は大喜び。「トーキョースカイツリー!」と叫んで走っていました。人はなぜ巨大なものを見ると興奮するのでしょう…。

トーキョースカイツリー



業平橋付近で昼食をとった後、天気も良いし、ついでなので東京タワーも見ていくか、という話になり、来た道とは反対側の道でまた押上駅へ戻り、神谷町へと移動することに。押上駅へ向かう途中、飛行機雲ができていたのでまたスカイツリーをパチリ。

飛行機雲とスカイツリー

しかしこんなに天気が良かったのに、東京タワーへ着く頃には曇っていて、すっかり天気が変わっていました。曇り空ではタワーを撮ってもあまり映えません。でも、東京タワーの中の水族館を見たり、お茶したりしているうちに日が暮れたので、ライトアップ写真を撮ることができました。

夜の東京タワー

東京タワー前のちょっとした広場には子供向けの遊び場ができていたので、息子は東京タワーを見て喜んだり、その遊び場で遊んだりして、結構満喫した様子でした。

真下からの眺め

そしてその日の夜。息子の発案でやってみた、父子合作「東京タワー」。写真には写っていないけど、ちゃんと足を開いてAの字型になってるんですよ!

父子合作

息子はこれがかなり気に入ったようで、一人でも足を開いてポーズを取って「東京タワー」とか言っています。

武士の家計簿 のパンフレット


武士の家計簿 のパンフレット
Originally uploaded by abetomo

劇中に出てくる算盤と帳簿にちなんで、算盤型のカバーに帳簿型のパンフレットが入っていた。なかなか凝ってる!

映画は地味〜に面白かった。家計簿を付けて、家の「入り払い」を管理することの意味を考えさせられてしまった。

とりあえず、数ヶ月分放置している我が家の家計簿を付けますかね。

ムーミン!

ムーミンハウス!11月の半ばごろ撮ったものなんですが、実家の近くの某デパートでやっていたムーミンフェアで展示されていたムーミンの家。なんだかホンワカと暖かい感じがして、激写しまくり。

これを見たのは、父が亡くなって1週間くらい経った頃。

亡くなる数日前から病院と実家の往復が続き、亡くなった後は葬儀の準備やら息子の世話やらでずっと実家にこもっていて、近くでいいからどこか出かけたい!と思った頃にようやく、それでも小一時間ほど出かけた場所で見たのでした。写真を撮りまくり、ムーミン雑貨を見て、それだけでも大変満足した記憶が。

あれからもう1ヶ月。早いなあ。今週末は四十九日です。

ムーミンハウスの中
ムーミンハウスの中。Instagramで加工したらかなりいい感じの仕上がりに。



ムーミンハウスの入り口
ムーミンハウスの入り口。

ミイもいた
中にいるのはミイ。

3歳の誕生プレゼント

ばあばからの誕生プレゼント息子の3歳の誕生プレゼントに、ばあば(私の母)からKUMONの「ひらがな さいころ つみき」をもらいました。でも息子はまだひらがなに大した興味がないようだし、ただでさえつみきで単語を作るのは難しいので、これが活躍するのは先のことになりそう・・・。

で、よく漫画とかで教材を枕に寝てしまう描写ってのがありますが、にゃんとナナンがこれを枕にして寝ていました!

それがあまりに気持よさそうに寝ているので可笑しかった〜。

いい枕だにゃ

息子は、これを枕にしないでちゃんとお勉強してもらいたいものです。

さて、私たち両親からのプレゼントは、今年もLEGO。でも去年は大きなブロックだったけど、今年は小さいブロックの本物のLEGO(?)です!他にも候補はあったんだけど、おもちゃ屋さんで、息子自ら「これがいい」と言って、3歳からの赤いバケツのLEGOを選んだので決定しました。

コレがいい!

家に帰ると、さっそく車や飛行機を作って遊んでいました。こういうのとか。

息子の新作。今度は車らしい。

どうも手先が器用なようで、結構複雑な形のものを作るので驚いちゃいます(親バカ)。

絵本の定期購読サービスあれこれ

バイク試乗中
最近、年齢に合わせた絵本を毎月配本してくれる定期購読サービスについていろいろ調べています。

息子は2歳ごろからトトロやポニョ、「紅の豚」「天空の城ラピュタ」「カリオストロの城」などのアニメばかり見ていて、そのせいか、絵本やひらがなへの興味がいまひとつ。これは絵本をもっと読み聞かせないといかん!と思っているのですが、仕事をしていると本屋や図書館へ行く時間がなかなか取れないし、行けたとしても、どの絵本が何歳くらいの子に合っているのかパッと見て分からないため、結局選べず仕舞いになっていました。

そんな折、近所のママ友から、福音館書店がやっている絵本の定期購読サービス(おそらく「あのねぶっくくらぶ」)について教わったり、伯母からも、「孫に絵本を配本してくれるサービスに入ったのよ」と聞いたりしました。

また、Twitterでも「働くお母さん(お父さん)はどうやって絵本を選んでいるんだろう」とツイートしてみたところ、「絵本ナビ」というサイトを教えてくれた方がいました。

このサイトは、年齢別に絵本が紹介されていたり、実際に読んだ人のレビューも載っていたりするので、例えば3歳ならどんなものが読めるのか参考になります。ふむふむ、と思って眺めていたら、このサイトにも「絵本クラブ」という定期購読サービスがあることに気が付きました。

絵本の定期購読サービスはいろいろあるんだなーと思って、さらに調べると、「絵本の「ブッククラブ」の選び方–絵本の定期購読その1」という記事を見つけました。国内の同種のサービスをまとめた記事で、童話館の「ぶっくくらぶ」や件の「絵本クラブ」のことも詳しく書いた記事がリンクされています。

この一連の話もTwitterに書いていたら、しるくさんが童話館の「ぶっくくらぶ」を9年も使っていると教えてくれました。さすが本好きの先輩ママだねー。しるくさんの話だと、童話館もなかなか良さそうに思えます。公開している配本リストの一部を見た限りでも、良い感じ。

福音館書店は自社本しか扱っていないようだけど、それでもまかなえるくらい良書が多そうだし、絵本クラブは、すでに持っている絵本と配本されるものが重複している場合などに変更することができたり、パパ向けサービスやオフィスに届けてくれるサービスなどユニークな点が魅力的です。

というわけで、いずれかのサービスを使ってみようかなと考えているところ。さてどれにしようか?

※写真は、トイザらスでおもちゃのバイクに乗ってるところ!